盛岡市の都市計画税とは?市街化区域の課税対象を基礎から解説の画像

盛岡市の都市計画税とは?市街化区域の課税対象を基礎から解説

税金

東舘 正明

筆者 東舘 正明

不動産キャリア5年

二刀流(建築士×宅建士)専門家にお任せください!

都市計画税という言葉は聞いたことがあっても、自分にどのように関係してくるのか、はっきりイメージできない方は多いのではないでしょうか。
とくに盛岡市では、市街化区域かどうかによって課税対象かどうかが分かれるため、仕組みを正しく押さえておくことが大切です。
そこで今回は、盛岡市の都市計画税について、基本的な考え方から市街化区域との関係、課税対象となる土地や家屋の条件、税率や計算方法までを、できるだけ分かりやすく整理して解説します。
固定資産税との違いも含めて確認しながら、自分の不動産にどのように関係してくるのか、一緒にチェックしていきましょう。

盛岡市の都市計画税とは?市街化区域との関係

盛岡市の都市計画税は、道路や公園、下水道などの都市計画事業や土地区画整理事業に充てるための目的税として位置付けられています。
毎年の固定資産税とあわせて、市街化区域内に土地や家屋を所有している人が負担する仕組みです。
固定資産税が広く資産全般に対する税金であるのに対し、都市計画税は都市基盤整備という特定の目的のために使途が限定されている点が大きな違いです。
このように、身近な道路や公園などの整備費用の一部を、区域内の資産所有者が共同で負担していると考えると分かりやすいです。

都市計画法では、まず「都市計画区域」が定められ、その中を「市街化区域」と「市街化調整区域」に区分する仕組みになっています。
市街化区域は、すでに市街地を形成している区域や、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を進める区域とされています。
一方、市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とされ、開発行為が原則として厳しく制限されるエリアです。
盛岡市でも、都市計画区域の一部についてこの線引きが行われており、都市計画税の課税対象となるかどうかは、この区域区分と密接に関わっています。

盛岡市の都市計画税は、都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地および家屋で、固定資産税が課税されているものに対して課税されます。
納税義務者は、毎年1月1日時点で市街化区域内の土地や家屋を所有している人であり、固定資産税と同様に評価額などを基に税額が算出されます。
また、現在の盛岡市の市域には旧玉山村にあたる地域も含まれますが、この地域についても都市計画税の課税は、市街化区域として指定されているかどうかや固定資産税の課税状況に基づいて取り扱われています。
このように、自分の不動産が市街化区域内にあるかどうかが、都市計画税の負担に直結する重要なポイントです。

区分 区域の性格 都市計画税との関係
都市計画区域 一体的に整備すべき区域 市街化区域等を内包
市街化区域 優先的に市街化する区域 土地家屋が課税対象
市街化調整区域 市街化抑制すべき区域 原則として非課税

盛岡市で都市計画税の課税対象になる土地・家屋

盛岡市の都市計画税は、毎年1月1日時点で市街化区域内の土地や家屋を所有している人が納める税金です。
都市計画税は地方税法に基づく市税であり、固定資産税と同様に、その年の賦課期日現在の所有者が納税義務者となります。
したがって、年の途中で売買や相続があっても、原則として1月1日時点の名義人がその年度分を負担する仕組みです。
なお、共有名義の場合には、共有者全員が連帯して納税義務を負う点にも注意が必要です。

都市計画税が課税されるのは、都市計画法による都市計画区域のうち、市街化区域内に所在する土地および家屋に限られます。
盛岡市では、固定資産税が課税される土地・家屋であっても、市街化調整区域や都市計画区域外にあるものは都市計画税の対象外とされています。
また、固定資産税と同様に免税点が設けられており、課税標準額が一定額未満の場合には都市計画税は課税されません。
さらに、事業用償却資産については、固定資産税の対象でも都市計画税の対象とはなっていない点も特徴です。

自分の土地や建物が市街化区域に該当するかどうかを確認するには、盛岡市が公表している都市計画図を利用する方法が有効です。
都市計画図では、都市計画区域のうち市街化区域と市街化調整区域が色分け等で示されており、所在地の区分を確認できます。
図面の見方や区域区分が分かりにくい場合には、盛岡市役所の都市計画担当窓口に、所在地や地番を伝えて照会することも可能です。
固定資産税・都市計画税に関する具体的な課税の有無は、資産税担当部署で確認できますので、納税通知書とあわせて相談すると安心です。

区分 都市計画税の扱い 主な確認先
市街化区域内の土地・家屋 都市計画税の課税対象 資産税担当部署
市街化調整区域内の土地・家屋 原則として課税対象外 都市計画担当窓口
都市計画区域外の土地・家屋 都市計画税は非課税 資産税または税務担当

盛岡市の都市計画税率と税額の計算方法

盛岡市の都市計画税の税率は、地方税法の範囲内で上限とされている税率より低い年税率0.2%が設定されています。
この都市計画税は、固定資産税とあわせて年1回の納税通知書でまとめて課税・納付する仕組みになっています。
そのため、納税通知書には固定資産税額とともに都市計画税額が記載され、同じ納期ごとに納めることになります。
都市計画税は、市街化区域内の土地や家屋の所有者が、都市基盤整備の費用負担として納める目的税です。

都市計画税の税額を計算する際の基礎となるのが、固定資産課税台帳に登録されている価格、いわゆる評価額です。
ただし、土地については、そのままの評価額が都市計画税の課税標準になるとは限らず、住宅用地かどうかなどで課税標準が調整されます。
また、固定資産税については負担調整措置が講じられており、評価額そのものが上昇しても税負担が急激に増えないよう配慮されています。
このような仕組みにより、評価額よりも低い課税標準額にもとづいて都市計画税が算出される場合があります。

盛岡市の都市計画税の基本的な計算式は、「課税標準額×税率0.2%」です。
土地が住宅用地に該当する場合は、地方税法に基づき、小規模住宅用地では価格の3分の1、一般住宅用地では価格の3分の2を都市計画税の課税標準額とする特例が適用されます。
この特例により、同じ評価額の土地でも、住宅用地かどうかや面積の条件によって都市計画税額が変わる点に注意が必要です。
実際の課税標準額や適用区分は、毎年送付される納税通知書や固定資産課税台帳で確認することが大切です。

項目 内容 税額への影響
都市計画税の税率 年税率0.2% 課税標準額に乗算
課税標準額の基本 固定資産課税台帳価格 評価額を基礎とする
小規模住宅用地特例 価格の3分の1課税 都市計画税を大幅軽減
一般住宅用地特例 価格の3分の2課税 税負担を一定程度抑制

盛岡市で都市計画税を確認・相談したいときのポイント

まず、毎年送付される固定資産税・都市計画税の納税通知書を確認することが大切です。
盛岡市では固定資産税と都市計画税がひとつの納税通知書にまとめられており、税額の内訳欄に都市計画税額が記載されています。
あわせて、通知書に記載されている年度や固定資産課税台帳に登録された評価額、課税標準額などを確認すると、自分の資産に対してどのように税額が計算されているか把握しやすくなります。
こうした書類を手元に置きながら確認することで、後の相談もスムーズに進めやすくなります。

次に、住宅や土地を取得したときの税金の流れの中で、都市計画税がどの段階で関係してくるかを整理しておくと安心です。
取得の際には、不動産取得税や登録免許税、印紙税などの一時的な税金がかかる一方、固定資産税と都市計画税は原則として翌年度以降、毎年課税される継続的な税金です。
盛岡市の都市計画税は、市街化区域内に所在し、固定資産税が課税される土地や家屋が対象となり、税額は固定資産課税台帳に登録された価格などを基に計算されます。
このように一度きりの取得時の税金と、保有している限り毎年かかる都市計画税を区別しておくことが、資金計画を立てるうえで重要です。

さらに、都市計画税や市街化区域の区分について疑問があるときは、盛岡市役所への相談窓口を把握しておくと安心です。
都市計画税の税額や評価額、納税通知書の内容については、盛岡市の財政部資産税課が主な問い合わせ先とされています。
また、自分の土地や建物が都市計画法上どの区域に属するかを確認したい場合は、市の都市計画図を閲覧できる窓口や、都市計画に関する担当課に問い合わせることで、市街化区域かどうかを確認できます。
これらの窓口では、市税の制度全般や固定資産税・都市計画税に関する各種申請書類の案内も行われているため、書類の書き方に不安がある場合も早めに相談するとよいです。

確認・相談の場面 主な確認書類 盛岡市での主な相談先
毎年の都市計画税額を確認 固定資産税・都市計画税納税通知書 財政部資産税課
取得時の税金の全体像を把握 売買契約書・税負担の案内 税金に関する市の相談窓口
市街化区域かどうかを確認 都市計画図・評価明細書 都市計画担当部署

まとめ

盛岡市の都市計画税は、市街化区域内の土地・家屋にかかる税金で、道路や公園など暮らしに直結する整備に使われます。
固定資産税と同じ納税通知書で確認でき、課税標準額×税率0.2%で計算されます。
ご自宅や土地が市街化区域かどうか、都市計画図の見方や税額の妥当性など、不安や疑問があれば一人で悩まずご相談ください。
お客様の状況を丁寧にお伺いし、わかりやすく都市計画税のポイントを整理しながら、将来を見据えた不動産の活用までしっかりサポートいたします。
お問い合わせをお待ちしております。

お問い合わせはこちら

理想の住まいが見つかる!
土地、新築・中古住宅、その他物件をチェック
 アズマ設計が厳選した
「今すぐ見れる」物件一覧はこちら

最新の物件一覧を見る >

”税金”おすすめ記事

  • 不動産売買契約の印紙税額は?税額一覧と軽減措置を解説の画像

    不動産売買契約の印紙税額は?税額一覧と軽減措置を解説

    税金

  • 不動産取得税の軽減措置にはどんな条件がある?対象や申請方法を具体的に紹介の画像

    不動産取得税の軽減措置にはどんな条件がある?対象や申請方法を具体的に紹介

    税金

  • 固定資産税の計算方法を知りたい方へ!流れや評価額の確認方法も紹介の画像

    固定資産税の計算方法を知りたい方へ!流れや評価額の確認方法も紹介

    税金

  • 登録免許税の仕組みとは?不動産購入時の流れや計算方法も紹介の画像

    登録免許税の仕組みとは?不動産購入時の流れや計算方法も紹介

    税金

もっと見る